三重県内文化財建造物を大切に。

 一般社団法人 三重県建築士会会員として、平成17年・18年と三重県が主催し開講した「歴史的・文化的遺産保全アドバイザー養成講座」のお手伝いをさせていただきながら、自身も受講することが出きました。以後歴史的建造物に興味を抱き、平成19年度から名張市初瀬街道に多く残されている町屋の調査に入りました。平成8年に施工された登録有形文化財制度に登録すべく、所有者や市教育委員会の協力を得ながら、これまでに9件16棟の登録有形文化財を登録してきました。
 また、建築士会においては平成22年度から文化庁事業実施特別委員会の委員として、平成26年度からは委員長として6期にわたり「歴史的建造物の保全・活用に係る専門家」育成養成講座を開講し、これまでに116名のヘリテージマネージャーを養成できました。
 これまでの実績において平成26年度より三重県文化財保護指導委員をさせていただき、県内の文化財建造物の保護やパトロールを今もしています。
 平成28年度からは、東紀州(熊野市、御浜町、紀宝町)地域に於ける歴史的建造物の調査をしています。同時に北勢地域の登録有形文化財のPRとしてトレーディングカードを作成しました。
 今後も、県内文化財の保全・活用と調査に少しでもお役に立てればと考えています。


投稿者名 瓦勝 投稿日時 2017年04月22日 | Permalink