東大寺西に位置する奈良公園内、吉城園周辺地区土塀修景工事の内、延べ230mにも及ぶ土塀の屋根瓦工事葺き替えを工事中です。紅葉シーズンがきれいな奈良公園に、外国人観光客も戻り賑わっています。


工事中の土塀奥に東大寺屋根の鴟尾が望める


昨年より着工した大超寺本堂の建て替え工事も終盤に入り完成が楽しみです。
既設の本堂に使われていた経の巻鬼瓦と獅子巴蓋を補修し再利用、寺紋入り巴紋の特注瓦を使った入母屋造向拝付き屋根です。



法華宗(本門流)妙圓寺(寝屋川市の建て替え工事に伴う本堂新築工事の屋根瓦工事をさせていただきました。伸和建設㈱(京都市)元請負でいつもお世話になっています。今年4月に落慶法要が営まれた唐破風向拝が立派な寺院建築です。


本堂全景


唐破風


セメント和瓦葺き屋根が30年余り経過し、劣化が進み色落ち、ひび割れが目立ってきたことで葺き替えをしました。
三州陶器和瓦(いぶし銀色)を使用耐震工法にて葺き替えました。同時に樋の架け替えと不要となったベランダを撤去しました。


葺き替え完工


既設セメント瓦